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第3回 監督 石倉礼 インタビュー ③

――エッチなシーンでこだわったことはありますか?

一般的に男性向けのエッチな作品って、性描写そのものにスポットが当たっていて、女の子がエッチされている状態が中心というか……男女2人でエッチしているという感じが少ないと思っているんです。

でもComicFestaアニメの男性向け作品って、女性の方も観てくださっているんですよね。そのため、一般的な男性向けの作品よりも、エッチを通じてキャラクター同士の親密さが深まっていくような心理描写も大事にして作らせていただいてます。テンポ感をゆっくりにしたり、あまりキャラクターにセリフを言わせないで吐息で表現したり……全体的にしっとりとした雰囲気が出るように意識しました。

あとは、彩音と琴音のどちらか片方への比重が重くなりすぎないように気を付けています。原作でもどちらとくっつくかという部分は描かれていないですし、アニメでも一方が特別になりすぎないようにしています。彩音も琴音も、和志を取り合ってライバル意識を持っているというわけでもないので、2人と和志の関係を均一にしつつ、ドラマを見せるのは難しかったですね。

 

 

――これからご覧になるみなさんへ、メッセージをお願いします。

キャラクターの動きに注目して観ていただけると嬉しいです。キャラクターの個性が際立つように、動きにはかなりこだわりました。また、いつものComicFesta作品とは違う感じを出したくて、かなり絵を動かしている話数もあります。楽しみにしていてください!

 

 

 

 

アニメ『おーばーふろぉ』はエッチシーンだけでなく、幼なじみ特有のピュアな恋愛も描いてます。原作を既に読んでいる方にも、新鮮で純粋な気持ちで観ていただけると思います。

もちろん、原作を読んでいない方も楽しめるように制作しています。かわいい女の子が「にぃに」「お兄ちゃん」と連呼してくれるので、妹萌属性をお持ちの方にはたまらない作品です。お兄ちゃんと呼ばれたい皆様、ぜひご覧ください!

 

・かいづか先生の原作コミック「おーばーふろぉ~挿れたら溢れる姉妹のキモチ~」はこちら
・原作コミック第2巻「おーばーふろぉ~とある兄妹の禁断性交~」は12月18日発売。
・次回のインタビューは1月5日25時のアニメ第1話放送後に更新予定。
・次回はプロデューサーと制作デスクのお2人にお話を伺います。